Airplanes
No.1 IL-62M 成田でめっきり姿を見なくなった機体

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 午前中、成田のターミナルにはモスクワ行きのこの機体が毎日みられました。 旧・ソ連製の大型旅客機、IL-62M〔イリューシン62M〕です。
 当時、東京/モスクワを一気に飛べるソ連の飛行機はこれしかありませんでした。 写真は1985年成田空港北ウィングで撮影したもので、モスクワから10時間のフライトをおえて 到着したばかりの様子です。 折り返しモスクワ経由のロンドン行きになります。 写ってはいませんが左隣には日航ジャンボのニューヨーク行きが並んでいて、イリューシンの小ささ がよくわかりました。 このあと給油や床下の荷物を出し入れといった作業がはじまりますが、古いタイプの飛行機なので乗客の荷物はバラ積みです。  専用コンテナを機械で積み込むスマートな作業のジャンボとは対照的でした。

 キャビンは真ん中の通路1本をはさんで3×3列、狭いものです。 このようなレトロな飛行機ですが、パイロットの技術は一級品とみえて少々の横風でも着陸してきます。  現在はエアバスなどの新鋭機に置き換わっています。 

※なお、左後方に写っている鶴丸ジャルも今は姿を消したダグラス・DC-10です。 同機体の尾翼に第三エンジンが挟まった特徴あるデザインがちょうどそこだけ写っています。  米ソ、製造元は異なりますが、個性的な航空機が見られなくなったターミナルの風景にはさびしいものがあります。

 

 

 

 

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