The Others
その他レアなもの No.6

1| 2| 3| 4| 5| 6| 7

東急5000系電車(初代)

 車体部分だけの保存展示品です。渋谷駅前、ハチ公のぞばにおかれています。東急東横線の主力電車として1970年代のはじめまで活躍した、知る人ぞ知る傑作電車です。  私自身、東横線でこの電車に乗車した経験はありません。 しかし、横浜駅と出入りする緑色の軽快な電車を何度となく見た記憶があります。  その姿を見るたびに都会に来たことを実感したものです。 当時の私にはこの電車が垢抜けたデザインに見えました。
 車体の上部と下部を曲線で絞った軽快なデザインは、車内空間を犠牲にするという欠点も指摘されたとのことですが、開発された昭和20年代ですでにモノコックボディー を採用するなど、先進の技術が投入されていました。 1973年のことですが、この車両を東急から買い取った岳南鉄道線で実際に乗車しました。 当時はこのままの緑色でした。  前面が大型の2枚窓で中心に「鼻筋」の通った、いわゆる湘南顔がいまもってバランスのとれた優れたデザインに見えます。
同行した末の息子がこのとき真っ赤なシャツを着ていたので、映えると思って前に立たせました。      

 

 こちらは静岡県をはしる岳南鉄道線の、元京王3000系電車。 オレンジと白に塗り分けられていますが、上部の二眼の前照灯でそれとわかります。井の頭線でこれに乗って通勤したものです。  一両だけで運行するため、先頭車両の2両用意してそれぞれを真っ二つに切断し、運転台ある方同士をくっつけるという、大掛かりな外科手術が施されています。  かつては東急5000系がオリジナルの緑色で3両編成で運行されていたのですが、老朽化対応と乗客の減少などによりこのように更新されたようです。
 どちらも前面が二枚窓で鼻筋のとおった顔つきが共通しています。これらデザインのもとは旧国鉄の80系電車と言われています。  東海道線で湘南電車として疾駆した姿を、子供のころ憧れをもって眺めた記憶があります。      

 

 

 

 

Coypright© 2008 io.iiapp.com/ All Rights Reserved